長くゲストハウス運営するならオープン前に必ずしておきたい3つの事




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作業着姿!手にローラーDIYしている……

夢を見て夜中に目が覚めたじゃけんです。ほんと半年前にタイムスリップしたかと思い冷や汗ダラダラ!半年前の4月といえばDIY真っ最中。その頃はとにかく壁(石膏ボード)を見るのが嫌でした。

なぜかといえば、その素材の半端ない量をすべて自分たちでオープン迄に漆喰で塗装しなくてはならない。そのため半年前は”壁ぬらなきゃ”と夜中に何度も目が覚めてはオープン間に合うのか?その連続でした。

今でこそ博多の宿は無事オープンして毎日ゲストさん来て頂くありがたい日々を過ごしていますが、これがたった半年!

いえ5ヶ月前の今日はまだトイレも使えないそんな状態だったんです。トイレいきたくなると近所のビジネスセンターへ毎日何度も作業着姿でいくわけです。

警備員さんも当初は「こいつ内に関係ないだろ」と熱い視線をくれてましが、慣れてくると目線キャッチコンタクトOK!

トイレ利用の常連さんになったあのDIYの4ヶ月。床板貼ったり、漆喰をひたすら塗る日々。若い大工の棟梁の普通ではありえない寛容な理解があったおかげで、プロ大工さんの現場に混じって全国から応援にかけつけてくれた約250人とDIYして作りあげたんです。

そんな準備期間中はトイレとランチに行く以外は常に建物でトンカントンカン。全国から応援にきてくれる仲間達と毎日DIYする日々がオープン前日、ほんとギリギリまで続きました。

そんな経験から今日は同じようにこれからゲストハウスを立ち上げるみなさんに”1日でも早くオープンしたい”その気持ちでいるとどうしても見落としがちになるオープン後を見据えた大事な3つを書きますね。

その1,近隣へ挨拶の手紙

昨日書いたブログに重複しますが、ゲストハウスは知らない人から見ると不特定多数の人が来て、特に海外から人がきてワイワイ騒ぐ場所。

確かにそれは間違いないのですが、特に最近はテレビなどで放送されるマンションの一室に泊めてクレーム多い民泊と混同される事が多く、ゲストハウスなかなか不利な状況になってきました。だからこそ!近隣の理解はより重要だと考えます。

もしあなたが田んぼのどまんなか、ジャングルの奥地で開業するならともかく都会であれ田舎であれ周囲に家がある限り、近隣へ事前に何ができてどんな人が管理するかこれを知ってもらうのは大事です。良い宿を長く続けるためには近隣の理解が最重要と思います。

そのタイミングですが、早ければ早い方が良いです。その地域との繋がり方にもよりますが、賃貸や建物購入、新築にしろ計画がきまり物件契約の前に近隣へ挨拶にいくのがベストと思われます。

もしかすると契約後の挨拶にいくと相手は”決まったなら仕方ない”と思われる場合もあるかもしれませんが、やはり周辺の人はこちらが思ったほどゲストハウスを理解してくれると考えない方が良いです。もちろん、あなたがその地域で生まれ育ち周囲は親戚みたいな付き合いならそんな心配いらないのですが。

相手はその宿が出来る事で自分の生活環境が変わる事を何より警戒します!

その不安を取り除くために「いつから工事が始まり、いつオープンするか」「工事で出る音への考慮(作業時間の目安など)」「そこの責任者は誰でそこへスタッフが常に常駐して管理する」「もしもの連絡先」などの情報、それに大事なのはどんな想いで宿を営むのか?

その宿が出来る事で地域との関わり、考えられる地域へのメリットなどを書いた挨拶文を近隣へ手渡しする事をオススメします。

この手渡しの意味は大きいですよ!

まずポストなどに入れて帰ると誰が書いたのか顔が見えない物は相手に伝わらない。そもそも見てくれたか確認できない。もし、自分が相手側だとどうでしょう?挨拶に来て”是非この手紙を見て下さい”と手渡しされたら?

さすがにチラッとでも中身を見ますよね。その後が実は大事!その手紙を家のゴミ箱へ捨てない限りは家族の誰かがみる事になります。

ココです!

これを見た家族がこれ何?となったら、受け取った人は「今日ここにそれ持って挨拶にきた」と言うでしょう。これが手紙がなく口頭挨拶なら、その会話が生まれる確率は低いと思いませんか?

その2, ここに何が出来るか伝える看板

毎日、トンカントンカンしていると必ず同じ人が前を通ります。その人から見たら「ここ何か新しくお店できるのね」と気づいてはくれます。ただ、それだけだと「まだできないのね」で肝心の何ができるかを知る機会がありません。

そこでこのIT社会において、今ブームになりつつあるAIを置いて応対しましょうなんてお金と時間勿体ない事はいいません。ここはアナログでしかも手作りで良いので看板に「ここにいつ何ができるか、それが出来るとあなたにとって○○○な空間になります」と通行人の心にメッセージ伝えることも大事だと思います。

○○○は例えばカフェ・バーを宿に併設するとします。その場合あなたにとって毎日の家と仕事場の往復のその間にあるこの場所に!世界の人と繋がるほっとする珈琲飲める場所が生まれます”と書いたとします。

そうすると”そうか、カフェやバーはここ以外にもあるけど、ここは世界から人が訪れる場所になるんだ英語で話してみたいな!”と思う方が現れるかもしれません。ただ、看板だけで相手にココへ来よう!と思ってもらうまでにはあまりにもまだ疎遠すぎると考えます。

そこでやはり手紙。看板に手紙を設置して先ほどの相手にとって頭にイメージが浮かぶそんなフレーズを書きましょう。それも手紙はvol1.から始まり、工事が進む内容や今こんな事をしています。あなたも一緒にDIYして見ませんか?手紙もそんな内容をどんどん書いていくと良いと思います!

すると、もしかして協力者が現れると思いませんか?近所や通行人と仲良くなる看板と手紙をDIY開始と同時に設置おススメします!実際にB&C Gakubuchiはこれをやりました。そしてすごい縁が生まれました(大事なので、それは後日ブログで)

その3、とにかく1人でもお手伝いさん募集して一緒にDIY!

あなたは何人で開店準備する予定ですか?もし1人、夫婦だけの場合は1人でも多くお手伝いを呼びかけましょう!それは単純にDIYは集まった人数でDIY期間を短縮出来るからです。もし、あなたがプロの大工だとします。そんなプロでも1人より2人いた方が勿論作業は早く進みますよね。

これが素人だとその差は大!1人より2人、2人より3人。器用な人が1人いるより不器用でも大勢いた方が何をするにも士気があがり休憩時間をたっぷり取っても心にも作業的にも余裕が出来ます。

私の知り合いのゲストハウスにも何軒か夫婦2人だけで1年以上の時間かけて宿を作ったとっても素敵な宿があります。

もちろん、自分達だけでやると達成感も大きいしこまかい所まで自分達でやるとDIY力もすごくつきます。ただ、その夫婦に共通して聞いた事は「途中ほんと作業が嫌になって実際には作業していない期間がけっこうあったよ」

そう、やはり同じ人間で同じ作業をしているとプロでない限りどこかでブレークタイムが必要になります。その意味でもお手伝いさんがきてくれると自分達だけで作業するより作業が進んでいる事を目で見えるし、その分休憩時間の雑談や終わった後に一緒に夕食を作って飲む時間は翌日へ活力を生んでくれます。

これは体力面と心の面でもメリットかなり大きいです。えっ?頼める人いない?いまからでも遅くありません、それを自分の仲の良い2、3人にもお願いしてまずはそこから少しづつネットワーク広げましょう!

その数がそのままオープンしたらファンになります。そうお手伝いをすると「自分がここを塗った」と人にいいたくなるじゃないですか、DIYは作業ではなく絆づくりです!

ここで繋がった人は必ずオープンした後に宿に来てくれます。そこで「一緒にあの時はこうだったよね!」「あそこ大変な作業だったね」などと会話に花を咲かせるのも大事な宿作りです。

まとめ ゲストハウスを長く続けるには地域からの信頼が大切です。そしていろんな不安とやるべきことが出てきます。このブログでは実際に宿をオープンさせる、オープン後に起こりえる体験談をお伝えしていきます。ご質問などありましたら「お問い合わせ」からメッセージ下さい。それを元にブログ記事を書きます。