ゲストハウス運営は何人が理想?ワンオペで宿始めた私が失敗から得た事




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芸能人は歯が命!宿スタッフは腹が命?

数ヶ月通った歯医者を無事卒業!めでたいじゃけんです。それにしても驚きました!

それは昨日のブログ(7イレブン100%,ローソン50%,ファミマ30%の法則)まさかの閲覧数1位なんです!

みんなどんだけウォシュレット好きなんですか?やはり、ゲストハウス関連の記事を毎日ではみなさんも疲れますよね?

ご期待にお応えしてこれからもゲストハウスにまったく関係のない話題もお届けしますよ!

あと、今度ウォシュラー飲み会(ア○トークみたく)やりたいと思います!(マジで)場所は博多。参加希望の方はお問い合わせかFB(吉澤 寿康)よりメッセージお待ちしています!あっモチロン会場はウォシュレット付きにしますので安心して下さい!

さて本題に!芸能人は歯が命♪と言うテレビCM知ってます?かなり昔のCMですが、あれを宿に置き換えると宿スタッフは腹が命

いつも健康でないと宿運営は厳しいですと言うか!これが宿主の必須条件です!阿蘇へ移住した当初の旅宿は私ワンオペで約10年運営していました。

たまにヘルパーさん(フリーアコモデーション)、バイトスタッフなど手伝ってもらってましたが、何せ宿泊料1泊900円、2日目800円、3日目700円という今ではありえない金額でしたから、スタッフを雇うどころかアルバイトさえも雇えないわけです。

それでも5年計画が一ヶ月で出来た宿、夢が叶った達成感は何事にもかえられず、阿蘇移住から1年間は無給でもそれが当たり前と思っていたんですね。

それ以上にやりたい事が出来る幸せ、ゲストさんが訪れ談話室では絵に描いた様な充実した日々。これが幸せと言わず何という。そんな感じでした……がっ!転機は訪れます。

ちなみに、その当時ワンオペで行っていた宿の私の1日のスケジュールはこちら

    ↓↓↓

朝7時:起床〜ゲストさん見送り、メール返信、ブログ作成など

朝10時頃〜12時:掃除

12時〜0時 受付・シェアご飯などゲストさん応対

0時:消灯、清算、館内見回り

1時;就寝

さらに早朝雲海ツアーなどイベントの日は朝5時起き。そして究極はこの宿にはチェックイン、アウトが存在せず。ゲストさんはいつでもチェックイン、アウトを選べるなんともすばらしい対応の宿でした。

1年目は体も完璧!2年目もモチベーション高くクリア!そして3年目シーズンに異変が。自分では変わってないつもでも、毎日毎日休みなくこのリズムで生活しているとようやく気がつくのです。

じゃけん
オレ!休む暇ないじゃ〜〜〜ん

鈍感なんですかね、私……。この事実に気づくまで石の上にも3年。こうなるともういよいよヤバいですよ。それは玄関の外に足音がすると”こないで”と思ってしまうんです。

受付で笑顔を作って必死にもてなそうと思っても、もはや無理!心のキャパオーバー。あの頃の自分は自分が自分で嫌になってましたね。だって自分がやりたい事をやっていながらそれが楽しくないのだから。

この経験から得た事……

宿は1人でやらない!

結局、その阿蘇で最初の旅宿はその後常連さんに譲渡。私はそれから心身ともに立て直しとあの当時の反省を元に今のゲストハウス”阿蘇び心”を立ち上げワンオペでない宿づくりを始める訳です。

そう言いながら、以前ブログに書いた通り”阿蘇び心”オープンから3ヶ月後またしてもワンオペ状態がしばらく続いたのですが……。

そんな経験を踏まえ今では”阿蘇び心”、B&C Gakubuchiは私以外にスタッフ6人+掃除部(アルバイトさん)3名で運営しています。

しかもそれぞれ個性的、何より良いのはみんな自分の人生と今を心から楽しんでいる、これは働かされている感がまったくないんです。

”阿蘇び心”、B&C Gakubuchiに泊まった事ある人ならそれが伝わると思いますが、うちは”スタッフ力”で成り立っています。私が1人で考えてやっても無理!スタッフが個々の能力を共有する形で今があるんです。

スタッフ雇えば宿は安泰か?

今思えばあのむちゃくちゃな経験があったからこそ今は自由時間や休みがあると”ありがたい”とすごく思うんです。これ錯覚ですかね?やはり考えるのと実際に経験するのでは大きく違いますよね。

でも、そんな辛い想いをスタッフには体験させたくない。

それはどんなに能力あってやる気でも人間には1日に出来る事の限界があるからです。

いま、うちのスタッフは月6日休みがあり(オフシーズンは+ボーナス休み)それは基本好きな日程で例えば旅好きは連休、そうでないスタッフは適度に休みを取るわけです。

それでオンオフのバランスをとるわけです。ただ、いくら休日あっても仕事の日の業務の中で休み時間を取る事がとても大事。

ゲストハウスあるある

スタッフが多い宿ならローテーションで上手くまわせますが、宿を初めて立ち上げる方特に100平米以下で営業する方はスタッフは自分とあと1人か2人ではないでしょうか?

どんな規模でも最初は目標の宿オープンと言うアドレナリンが出ていて少々大変な事もへっちゃらで乗り越えます。ただ、それが積み重なってくる頃が必ず訪れます。その時にスタッフが疲れてそれまでの働きが出来ない(過去の私のように)なってしまうと宿は急激に下降に入ります。

これ特に良くみかけるのがFB投稿。あなたの知り合いや自分が行った事のある宿主が昔は元気な記事を書いていたけどそういえば最近愚痴多いなあ……?と気になった事ありません?それが危険の合図。

本人はそれが日常になっているので「こんな嫌なゲストさん来た!」「なんでココに来たんだろう?」みたいな書き込みしていますが、これがでるのは宿を開始して2年目あたりから、最初の1年は同じ事もなんなく乗り越えていたはずです。

それがストレスが溜まり自分ではどうも解消できない時の捌け口でついつい書いている。これは宿を始めると誰もが通る”職業病”みたいなものです。では、それをクリアするためには?

1日の中に必ず空白の時間を持つ

宿を1人や少人数でまわしているとほんと休みありません。こまかく書くとそれだけで1記事書いてしまうのでここでは要点だけ。素泊まりの宿は楽そうに見えて実はほとんど休み時間ないんです!

大きなホステルは別として個人で行う宿の場合基本朝から消灯まで何やかれやゲストさん応対や掃除やPC作業しています。それが続くと本人が気がつかない内にストレスになり、本来の自分がだせなくなっていくのです。

それを解消するにはこの時間はスタッフだけの個人時間!と言うゲストさん応対しない時間を作ること!

具体的に言えばそれを作れるのはゲストさんのいないチェックアウト〜チェックイン迄の間。でも、その時間にゲストさんいないか?これは特に駅から近い宿に多いですがゲストさんは荷物を置きにやってきます。

しかもスタッフが掃除している時ならまだ対応しやすいですが、掃除終わったお昼頃からチェックイン迄のほんの2〜3時間の内にこられるとお昼ご飯もゆっくり食べられず、しかも「トイレ貸して」「この近くにおすすめある?」と聞かれたそれだけで数十分応対します。

気がつけばせっかくの休憩時間が終わり、さっき掃除したトイレが気になり……こうしてスタッフは疲れていくのです。それを解決する方法はいくつかあります。

1つは休憩時間にアルバイトさんやスタッフが数人いる場合ローテーション。もう1つはチェックアウト〜インの間は玄関完全に閉めて応対しない(ゲストさんには事前に予約時に伝える)。

これ宿を利用する方からしたら残念かもしれませんが、荷物置きの配慮を工夫する事で問題なくなります。その数時間スタッフが自分の好きな音楽やランニングや温泉に浸かったり。その分チェックインの時に笑顔で迎える毎日ならあなたはどちらが良いですか?

まとめ ゲストハウス運営は集客にだけ目がいきそうですが、それを支えるスタッフが疲れない事が宿を安定させる不可欠な条件になります。もしあなたがこれから宿を立ち上げるなら、スタッフはもちろん自分が1日の中で自由に出来る時間を持てるシフト表を作成してみましょう。スタッフがいないと宿主は寝る間も惜しんで働く覚悟が必要です。